袋井産米の「龍の瞳」は、9月下旬~10月上旬に収穫され、販売がされ始めました。
この米は、コシヒカリの1.5倍程度の大きさと、米粒が大きく、香り、甘みがあるため、2年連続で袋井産の「龍の瞳」が「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」に入賞しています。
しかし、「おいしいご飯」にするためには、米の品質が重要ですが、精米や米の炊き方など米のあり方を追究することも必要だと考えています。
ふくろいブランド米開発販売促進協議会では、「龍の瞳」の生産・販売をとおして、「おいしいお米」を提供するためには、いくつかの課題があげられ、特に精米において、「割れてしまう」、「精米残し」などを解決するため、生産者や販売店を対象に精米のコンテストを開催することとなりました。
コンテストは、今回で3回目を迎え、関係者が試行錯誤し、「龍の瞳」の精米を行い、一次審査、二次審査(食味)に分けて精米技術のNO1を競いました。
一次審査(11月8日)では、米の性質である「割れ」に注意しつつ、「米の白さ」、「米の割れが少ないもの」を併せた出品者が次に二次審査にコマを進めました。
二次審査(11月9日)では、同じ米を使用しているため、味に差はないものの、「米の削り具合」、「胚芽の残り具合」で、優劣が決定しました。
審査の結果は、次のとおりです。
最優秀賞 すずき米屋
優秀賞 木野浩之
優良賞 鈴木俊一
優良賞 寺田修司
優良賞 二橋勝之
今回のコンテストをとおして、米の品種に合わせた精米が必要で、コシヒカリよりも「小さいもの」、「大きいもの」について、勉強していきたいですね。
Posted by ふくろいブランド米開発販売促進協議会